倒れて十二日目 [覚書として]
昨晩も明け方頃に水をひたすら飲みまくった。
30分ぐらい水飲みの前でペチャペチャ、もういいの? またペチャペチャ
たぶん、昨日のステロイド注射のせいだろう。
朝には飲んだ分だけシャャャャャャャャャャャャャャャッッッ
それから、また寝たら意識無くて息だけはヒーハーしてる。
別に苦しそうでも無く、手足を伸ばしたリラックスモードだった。
時折、瞼がピクピク、手足もヒクヒク~~~
楽しい夢でも見ているのだろう。
なるべく、じゃましないように静かに寝せておいた。
こんな状態を見ていると、昨日シリンジでad缶を口いっぱいに含んで、飲み込めないでいる苦痛の顔を思い出した。味に関してはガンコなリクなのだが、それでもかわいそう。。
やっぱり、無理に延命しても、リクにとっては苦痛なのかもしれない。
昼すぎ、病院に行く時間でも起きない。
病院へ連れて行くのをやめて、私だけ病院へ行って先生と話をした。
点滴と各注射しても口から食べる回復が無いので今後きびしいとのこと。
私もその通りだと思い、これ以上の延命は止めて、家で自然に逝かせてあげることにした。
折角、自宅点滴の方法も教わったが、輸液点滴治療もやめることにした。
とは言っても、いつ亡くなるかは分からないし、いつまで続くかも分からない。
でも、現状では痛くも苦しくもなさそうなので、老衰するのを待つことにする。
リクも覚悟したように、おとなしくしているのが分かる。
本当に健気なのである。
私にも甘えるしぐさや頼るしぐさもしなくなり、一人でだいじょうぶだよって言われてる気がする。
まだ、結末では無いが、こんな状態で看取る事になるとは思わなかったが、でも年齢を考えるといい犬生を過ごしたと思う。自己満足とエゴの飼い主の元で…
夕方にベットの高さや水飲みの位置や特設マットなど看取りの用意をした。
まだ、毎晩抱っこして寝てやれるのは幸せの時間かもしれないね。
今晩も楽しい夢でも見て寝んねだね。
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